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本当の自分

第9章 リーダーとJ

部屋に入ると、リーダーが抱きついてきた。


「ちょっ、ちょっとリーダー・・・」

「な~に、ニ~ノちゃん!」

「Jが戻って来ちゃうよ」

「まだ大丈夫だよ」


首筋にキスをした。


「あんっ、リーダー・・・」


素直に感じてしまった。

やっぱ俺、期待してる。
いつ、誰が入って来るか解らない部屋で、
リーダーに抱かれる事を期待している。


「ニノ、気持ちよくなりたい?」

「うん・・・でもここじゃあ・・・」


ガチャッ!!

Jが戻ってきた。


「あっ・・・」


慌てて離れ、俺は一人でソファーに座った。


「J、なっ何してたの?」

「いや、ちょっとね」

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