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本当の自分

第10章 みんなのもの

「Jの事、好きだよ。
でもリーダーも翔ちゃんもまー君も、みんな
大好き。一人なんて決められない」


何となく寂しそうな顔に見える。


「みんなのお陰で本当の自分を知る事が出来たと思ってる。
でも気が付いてしまうと、俺の体は、みんな無しではいられなくなってた」

「俺だけじゃあ、満足できないの?」

「求められると反応してしまう、そんな体に
なってて・・・」

「・・・じゃあ、もしまた相葉君とかに誘われたりしたら・・・しちゃう?」

「う・・・ん、たぶん・・・
だって、みんなが俺を開拓したんだよ」

「・・・だよなぁ。わかったよ。
みんなのニノ・・・って事だな」

「うん。俺はリーダー、まー君、翔ちゃん、
そしてJ、四人のニノだよ」


俺から唇を重ねた。
部屋と違って、舌を絡める音が反響する。

Jに股がり腰を動かし、俺の物をJに擦り付けた。


「ニノ・・・もしかして誘ってる?」

「ダメだった?ここでもう一回しよっか♪」

「いいよ。
立てないくらいにしてやるから覚悟しろよ」


意地悪J、降臨。



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