テキストサイズ

なの×なの!

第3章 紗羅

紗羅は、くるっと優の方に向きなおす。


「宮野様、乃愛様のお部屋はどういたしましょう。」


「うーん···、そうだなぁ···よし、俺の部屋で!」


「え···!?」



予想外の答えにびっくりする。


「わ、わかりました···。そちらに荷物を運んでおきます。では。」


そう言って紗羅は、 さっきの優の発言をスルーして、苦い顔で去っていった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ