陽だまりの仮面 -嘘-
第9章 琉愛×仮面
スマホ画面に映し出されたメールは、紛れもなく花木君からも返信で。
まさか、返信が来るなんて思ってもなくて。
砂羽が送ったにしろ、唐突なメールに応えてくれるなんて思ってなくて。
――――でも…届いた…。
さっきまでビクビクに似た感情が心を支配してて胸が苦しくて苦しくて仕方がなかったあたしの心が、嘘のように今は真逆の
ドキドキドキドキ……。
スマホを持つ手は変わらず震えてるけれど、メールを開く前の震えとはこれもまた真逆の
嬉しさが込み上げて仕方がないっていう、震え。
「どうやら、良報だったみたいね?」
あたしの表情から読み取ったのか。
あたしにピースサインを向け軽くウィンク。
「砂羽………
…………うんッッ!!!」
スマホ画面を砂羽に向け、あたしも砂羽に大きくピースサイン。
「明日、頑張んなさいよ!?」
「が、頑張るって?!」
「いい雰囲気なったら告れっつってんの!」
「え?!」
「あんた、あたしの行為無にしたら殴るからね」
ひぃ……。
砂羽さん…目が座ってますけれども?!
バッチリメイクで目が座ると怖いですけれども?!
まさか、返信が来るなんて思ってもなくて。
砂羽が送ったにしろ、唐突なメールに応えてくれるなんて思ってなくて。
――――でも…届いた…。
さっきまでビクビクに似た感情が心を支配してて胸が苦しくて苦しくて仕方がなかったあたしの心が、嘘のように今は真逆の
ドキドキドキドキ……。
スマホを持つ手は変わらず震えてるけれど、メールを開く前の震えとはこれもまた真逆の
嬉しさが込み上げて仕方がないっていう、震え。
「どうやら、良報だったみたいね?」
あたしの表情から読み取ったのか。
あたしにピースサインを向け軽くウィンク。
「砂羽………
…………うんッッ!!!」
スマホ画面を砂羽に向け、あたしも砂羽に大きくピースサイン。
「明日、頑張んなさいよ!?」
「が、頑張るって?!」
「いい雰囲気なったら告れっつってんの!」
「え?!」
「あんた、あたしの行為無にしたら殴るからね」
ひぃ……。
砂羽さん…目が座ってますけれども?!
バッチリメイクで目が座ると怖いですけれども?!