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君に恋した冬

第1章 受験シーズン






どれくらいの時間そうしていただろう




あれからすっかり辺りは暗くなり
まるで気絶でもしているかのごとく
由梨はその場に佇んでいた




やだ…やだ…

今まで彼女がいた事は知ってる

相手も知ってる



でも、OKするところなんか、
告白されてるところなんか

見たくなかったよ…




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