テキストサイズ

君に恋した冬

第10章 一筋の光




浅井の新人教育ももうすぐ終わりを迎える


浅井が受け付けをしているのを
由梨は斜め後ろに立って黙って見る
時には応援に入ったりとサポートをしながら


カラオケボックスなので店内は騒がしい

それがガンガンと由梨の頭に響いた


頭…痛い…


心なしか意識がフワフワとし始める


店内の電飾が目にチカチカする


眠い…


「…ぃ」


…?何か言った…?


「おい!!!」


そのまま由梨は意識を失った






ストーリーメニュー

TOPTOPへ