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君に恋した冬

第11章 裏切り




黙って動かない由梨に代わって
浅井が2人へ歩き出す


それに焦った由梨は浅井を止めようとするが
あまりの光景に声が出ない


人の気配を感じ、キスを辞めた2人は
浅井の後ろの由梨に気付き絶句する


しかし加奈子の顔はみるみるうちに
怒りを含んだものとなる



「由梨…」



大智が力なく呟く


由梨は依然黙ったまま


とりあえず家に入ろうと浅井が提案し
由梨の家に入ることとなった


浅井は帰ろうとしたが由梨の
一緒にいてくれという強い圧しに負け
4人で話すこととなった




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