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君に恋した冬

第2章 受験に向けて






ふと我に返った由梨は
少し怯えた様子で


『どうしたの、大智くん』



と、消え入りそうな声で問いかけた






大智は表情を崩さない


感情が読めない顔をしている




こんな顔、初めて見た





怖い…



でも何かを期待してる自分もいる…




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