テキストサイズ

君に恋した冬

第3章 さよなら






「あ、また会ったな。白川さん」



『え…?』





白川さんなんて
呼ばれたこと無い




「白川さんが佐藤くんって呼ぶなら
俺も白川さんって呼ぶから」




何それ。どうして?




『違うの、あれはただ…』


「じゃ、またな」




最後まで言い終える前に
大智は行ってしまった





ストーリーメニュー

TOPTOPへ