君に恋した冬
第3章 さよなら
『ーーーーーーっっ!!!?』
今まで感じた事のない激痛に
一瞬にして、由梨の意識は引き戻される
メリメリメリッ
ハッキリとそう聞こえそうな程に
無理矢理の挿入だった
『っっー!うわああぁぁあっ』
あまりの激痛に泣き叫ぶ
「あ、おかえりー。戻ってきた?」
なおもふざけた調子で、悪びれる様子もなく
ピアスは笑う
「痛い?我慢しろよ。ほら、叫べ」
処女の由梨に、容赦なく腰を打ち付ける
パンパンパンパンッ
『ぅああっ、い、あああぁっっ』
声にならない悲鳴が
部屋の中に響きわたる