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私の初めての彼氏

第4章 喪失

震える手でケータイを握りしめる私。
涙を手で拭うと、涙と一緒に
血も流れる。
隣にあった鏡には、頬に一線の
赤い線が走っていた。



私 死にたい。



ごめん。


ママ パパ


鏡には、絶望に打ち拉がれる
(女の子)の姿があった。

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