私の初めての彼氏
第2章 春風
「俺と付き合って欲しい」
告白されたのは 二週間前。
前から気になってたヒト。
同じクラスのまま 二年にあがった
ばかりの出来事。
「私で、いいの?」
私からの最初の返事は、その言葉だった。
文化系の冴えない私。
でも、そのヒトは、頭も良くてスポーツ
もできる クラスの人気者。
私の返事に そのヒトは、困ったように
「だめかな?」
半分泣きそうな顔が、とてもかわいくて
「わたしも好きです」
って言った。
あの瞬間 たった数分だったはずだけど、
あんなに永い時間はなかった。
よかった 私が私でいて。
アキラ君の彼女になれて。
私はずっと 忘れない。この気持ちを。
アキラ君も 同じかな?同じだよね。
告白されたのは 二週間前。
前から気になってたヒト。
同じクラスのまま 二年にあがった
ばかりの出来事。
「私で、いいの?」
私からの最初の返事は、その言葉だった。
文化系の冴えない私。
でも、そのヒトは、頭も良くてスポーツ
もできる クラスの人気者。
私の返事に そのヒトは、困ったように
「だめかな?」
半分泣きそうな顔が、とてもかわいくて
「わたしも好きです」
って言った。
あの瞬間 たった数分だったはずだけど、
あんなに永い時間はなかった。
よかった 私が私でいて。
アキラ君の彼女になれて。
私はずっと 忘れない。この気持ちを。
アキラ君も 同じかな?同じだよね。