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私の初めての彼氏

第2章 春風

一人で顔真っ赤にしながら、校長先生
の話を上の空で聞く。

飽きてきた生徒から、話声が聞こえる。

「今日 部活もないし、どっかいかない?」

「あの子最近やすんでるよね?」

「宿題あるのかあ。面倒くさいなあ」

「いま、入院してるんだって」

「自主トレでもやろうぜ」

「精、、病院、、に 、、入、、」

「ええ?マジそれ、怖い」

早く校長話 おわればいいのに
真紀は、これからの事で期待で胸が
一杯だった。

「えー、何度もいいますが、ここ最近
女性を狙った悪質な、、、、」


アキラ君の部屋かあ。どんな感じかな。
ベッドとか、何色かな。
ベッド⁈ 私 何考えてるんだろ。
恥ずかしい。

そんな妄想で 今日の学校は、終わりを
迎え やっと、アキラ君とふたりになれた。

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