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さよならから始まる恋物語【Love story】~雪の女王~

第2章 SideⅡ(沙絢(さあや))~デートの約束~

「―何を考えてるんだ?」
 物想いに耽っていた沙絢の耳を男の声が打った。
「ちょっと今までのことを思い出してたの」
「まさか、まだ馬鹿なことを考えてるんじゃないだろうな」

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