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無自覚な美形くん

第3章 第三章

〜咲斗side〜



「ついたぞ。俺が呼んだらはいってきて」




1-Sと書かれた教室の前に立つと先に夏樹が教室の中に入っていった。




「きゃあああー////夏樹先生今日もかっこいいー!!」


「夏樹先生抱いてぇ~〜」


夏樹が教室に入ると黄色い声が聞こえてくる。



あれって男の声だよな…?てか抱いてとか言っちゃっていいの?



「お前らまた今度抱いてやるから黙れ、転校生紹介するから」



えっ⁈教師が抱いてやるとかダメだろ!



「えーかっこいい系かな可愛い系かな〜」



男どもが騒ぎたす。



「咲斗はいれ」



夏樹に呼ばれてるけど、まじ入りたくねぇ。



諦めて教室にはいると、すげぇブーイング。



「神崎咲斗です。」


「まじキモい!ダサすぎんだろ」


「てかなんで夏樹先生に名前で呼ばれてるわけ?生意気」



うわ〜ひでぇ(笑)俺軽く気づつくよ?



「咲斗の席は窓際の後ろから二番目な」



夏樹に言われた席に向かって歩いてると、前に足がでてきてそれを出してるやつはニヤニヤ笑っている。



誰が引っかかんだよ?幼稚すぎんだろ(笑)



足をよけ、言われた席に座る。



足を出してたやつを見るとこっちを睨んでいた。




「なぁ、俺水野敬太-mizuno keita-よろしくな」



となりに座る爽やかなイケメンが話しかけてきた。



「えっああよろしくお願いします」



「さっきクラスのやつが言ってたこと気にすんなよ?」



「あ、はい。全然気にしてないから大丈夫ですよ」



真面目な感じに話すのって結構めんどくさい。



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