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無自覚な美形くん

第6章 第六章

子犬みたいな顔して言うさくちゃん。



「うぅ〜仕方ないなぁ。今回は襲われかけてた生徒を助けてくれたみたいだし、許すよ」



格好いいと思ったら、今度は可愛い顔するんだもん。怒れるわけないじゃん。




「ん、ありがと」



俺の頭を撫でながら言うさくちゃん。

気持ちぃ〜。さくちゃんに撫でられると凄く心地いいんだよね。





「あ!でも、なんで親衛隊作るのOKしちゃったの?」


そうだよそうだよ!つい気持ちくて忘れちゃうところだった!


なんであんなめんどくさいのOKしちゃったんだよ〜。











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