テキストサイズ

貴方の気持ちが、分からない。

第4章 再会、の結婚式。



キラキラ、ライトに照らされて輝くドレス。

それに負けないくらい、笑顔も輝いてた。

「綺麗だね。」

「ああいうの、着たい?」

「絶対、着る。」

「気合い入りすぎ(笑)



でも、綺麗だな。」

ちょっと、鼻声だったのは、

多分、泣いてるからだけど、

私はその理由を聞かない。

「好きな人の結婚式に来れるなんて、すごいと思います」

「…好きだった人ね。」

あ、、、、、もう好きな人いるんだ、、。


「私も、あんな風に、幸せに笑いたいです。」

「じゃあ、俺がしてあげる。」



ーーー。

ーーーーーーー。

今の、空耳か。

「こら、人の告白、なかったことにするな。」

「あ、すいません。でも、本気ですか?」

「本気。俺が、あの人たちの100倍くらい、幸せにしてあげる。ね?」




想い続けるって、本当に大切。

それを、身をもって実感した。










fin☆ミ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ