貴方の気持ちが、分からない。
第1章 始まりは、ここから。
「…好きです。」
告白、というより、確認。
自分の気持ちと、…
「ありがと^^」
センセイの気持ちの。
「…一緒に居ても、いいですか?」
「仕事、手伝ってくれるの?」
「その代わり、私だけを見てください。」
たまにま、欲張ってみよう。
「ここには、日和しかいないでしょ?(笑)日和しか、見れないよ。」
そう言いながら、メガネをくいっとあげる。
格好いい以外の何物でもない。
「見とれてる?」
「もう、ホントずるいですね。」
“何が?(笑)”
と笑って、私の頭を撫でるから、
嬉しすぎて、幸せすぎて泣きそうになる。
ずっと、このままがいいと、思ってしまう。
つい、そう思ってしまう自分が嫌で、
嫌で仕方がなかった。