BL短編
第4章 レンズの向こう
眼鏡で樹を責め立てるのを止め、樹の体の右側に体を移す。
「上も下もダラダラ体液こぼしまくって。そんなになるほど気持ちいいの?」
耳たぶを噛んで、ピチャピチャ音鳴るように耳の内側のほうを舐めて、乳首に爪をたてる。
「あっ、あー...んあ、らめ、かえでの、きもちい、きもち、はぁ、んああっ」
ぼんやりとどこらへんに俺がいるくらいしか認識できなくて、どこに刺激を与えるか分からないから、余計に感じてるんだろう。
そろそろ気持ち良いこと以外、何も考えられなくなりそうだ。
「あっ、う、こっちも、欲し...」
右半身ばかり責め立てたせいか、樹が自ら左乳首をこね始める。
「樹、眼鏡。」
蚊帳の外にされていた樹自身の眼鏡を掛け直してやる。
「...いつき?」
反応なし。
左乳首で気持ち良くなるのに夢中らしい。癪に障る。
丁度、乳首に爪を立てていた樹の指を捉える。
「あ、やぁ、なんでえ?」
そんな声を無視し、空いた手で樹をこちらに向かせる。
樹の細い指先を口元に運び、
互いの目線が絡まったのを確認しながら、見せつけるように噛み付いて、軽く舐めてから取り出す。
「ほんとお前ってどうしようもない淫乱。」
歯列を舌でなぞり、色気とかいうもんを、出せるだけ出し切って樹の反応を伺う。
「上も下もダラダラ体液こぼしまくって。そんなになるほど気持ちいいの?」
耳たぶを噛んで、ピチャピチャ音鳴るように耳の内側のほうを舐めて、乳首に爪をたてる。
「あっ、あー...んあ、らめ、かえでの、きもちい、きもち、はぁ、んああっ」
ぼんやりとどこらへんに俺がいるくらいしか認識できなくて、どこに刺激を与えるか分からないから、余計に感じてるんだろう。
そろそろ気持ち良いこと以外、何も考えられなくなりそうだ。
「あっ、う、こっちも、欲し...」
右半身ばかり責め立てたせいか、樹が自ら左乳首をこね始める。
「樹、眼鏡。」
蚊帳の外にされていた樹自身の眼鏡を掛け直してやる。
「...いつき?」
反応なし。
左乳首で気持ち良くなるのに夢中らしい。癪に障る。
丁度、乳首に爪を立てていた樹の指を捉える。
「あ、やぁ、なんでえ?」
そんな声を無視し、空いた手で樹をこちらに向かせる。
樹の細い指先を口元に運び、
互いの目線が絡まったのを確認しながら、見せつけるように噛み付いて、軽く舐めてから取り出す。
「ほんとお前ってどうしようもない淫乱。」
歯列を舌でなぞり、色気とかいうもんを、出せるだけ出し切って樹の反応を伺う。