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紫響繚乱

第610章 ご報告




毎日、本当に朝から寝るまで仲良く会話してて。

くだらない話で笑って、喜んで。

愛しくて、大好きで大好きで本当に大好きで。


勿論、今でもやっぱり大好きで。
ほんとにほんとに大好きで。


だから、別れようって電話掛かって来た時

声聴いた瞬間、やっぱ止めよう

って、別れる事を躊躇してしまう自分も居て。


優しい、ちょっと高い声が鼓膜を震わすたびに


あぁ…この声好きだったなぁ。

って。

思わず、最初聴いた時の第一印象。


40過ぎのオジサン??


って思って本人に伝えて2人で爆笑した事を思い出して、胸が凄く熱くなった。


それから、自分の言いたい事の10分の1も口ベタだからあまり言えないまま

今までの本当に楽しくて幸せだった記憶が蘇って


だけど、電話中はあまり泣かず、笑って終わりたかったから我慢して


電話切った瞬間、声上げて泣いた。


いっぱいいっぱい

いっぱいいっぱい泣いた。





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