ねぇ、俺らにどうされたい?
第28章 AM×ちょいS
「ほらっ!頑張って!守って!
あー、はいっ…てない!リバウンド!!」
昼休みの体育館、
バスケコートの周りには、女子の人だかりが、出来てる。
「ナイッショ!!」
長身の彼が、シュートを決めると、
皆、キャーって言う。
バスケ部の2年エース、
相葉雅紀くんです。
キラキラしてて、いつも笑ってて、
私が密かに好きな人。
そんな私は、体育館の端にいるんですが、
もうそろそろ呼び出しが、、、。
「いーんちょー!来てー!」
ちょっとコートから外れた所で、
雅紀君が、手を振ってる。