ねぇ、俺らにどうされたい?
第17章 OS×ピンクいコト
「ただいまぁ。」
そうドアを開けて、帰ってきた
私の彼氏さん、ですが、、、
「…なんで、そんな濡れてるの?」
「なんでだろ。」
ふにゃって、笑ってもごまかせません。
「なんで傘ささなかったの?」
「だって、マネージャーの車から降りた時は、小雨だったの。
けど、水溜まりで転んだの。」
だから、しょうがないでしょ?って、
私の手に掛かってたタオルを取る。
「お風呂入ってくれば?」
「そうしよ。」
トコトコ、シャワールームに向かう君の背中を見て、
睡魔に負けないように、コーヒーを淹れようと思った。