
ねぇ、俺らにどうされたい?
第17章 OS×ピンクいコト
ベッドまでの道のり。
「私の心って、もう釣られてるじゃん。」
お姫様抱っこされて、
上から、智くんを見上げて、
確認する。
「まだ、釣ってない。」
「どうして?」
「だって、乱れたゆい、見たことないもん。」
可愛い笑顔なんですけど、
言ってることが…
「だから、今日は“激しめ”ね?」
「・・・(苦笑)」
優しく押し倒されて、
両手を智くんの手によって、
シーツに、縫い付けられる。
「どんな顔になるのかなぁ、
求めるゆい、、、(妖笑」
「じゃあ、私が知らない智くんも、
全部見せてね?」
「ゆいが導き出して。
はい、ばんざーい。」
服を脱がされて、
下着に手がかかる。
「はずか…んっ、、、」
言いかけた言葉は、智くんの唇の中で溶けて、
唇の隙間から漏れた息で、
智くんも、
私も、
スイッチが入った。
