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ねぇ、俺らにどうされたい?

第18章 SS×コトバ攻め


「どうしt、、んっ、、」

『どうしたの。』

その言葉は、彼の唇に飲み込まれて、

耳に届くことはなかった。


後頭部に回された手によって、

深いキスからは、逃げ切れないけど、


逃げようとも思わない。


「ふっ、、積極的。」

「ハア、、

仕事中なのに、余裕ないのね。」

「我慢出来なかっただけ。

目の前の彼女が、疲れてるのに

癒してあげないのは、男じゃない。でしょ?」


頬に当てられた手の、

親指が、唇をなぞって、

「っ、、、」

目が合うと、


背筋が、ゾクッとした。

「このまま、スる?」

「ダメ。
午後から会議。
それに、ここじゃ出来ない。」


「泊まり込み専用の、仮眠室は?

ベッド、あるよ、ね?」


指が首筋をたどって、

腰から、お腹らへんを、行ったり来たり。

「あと、1時間半。

行こっか、」


妖艶に作られた笑顔を、

返せないのが、悔しいけど。


伸ばされた手を、無言で受けとるの。


「楽しもーね?」

その言葉で、押し倒された。

「どうなっても、いい?」

「好きなように、してよ。」

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