
ねぇ、俺らにどうされたい?
第18章 SS×コトバ攻め
「ンッ、、、ハァ、っ、、んっ、」
翔の舌が、口内を暴れて、
無音の部屋に、水音が響く。
無造作に開かれた、翔のYシャツから、
紅い痕が、少し見えた。
けど、全然驚かない。
その痕を指でたどると、
「ん?、、あ、これ。
ごめん、また付けられた。」
腕の付け根を指した、私の指を、
口に含んだ。
最近は、女社長も増えてるから、
契約のために、
翔にソウイウ行為を、させてる。
けど、ホントは、触って欲しくないの。
汚ない雌犬に翔なんて、勿体ない。
「ネイルしてるから、
薬品くさいよ。」
指、掌、手首、二の腕。
丁寧に、舌先を滑らせて、
また唇に戻ってくる。
「ありさが嫌がんないんなら、つまんない。
もっと酷いこと、されてこよーかな。」
「やめて。翔が汚れる。」
「ふふっ、じゃあ、さ、
あいつらに付けられたトコ、
しょーどくしてよ。」
最悪。
