
ねぇ、俺らにどうされたい?
第19章 MJ×ドS攻め
「ここ、座って。」
膝を叩いて、私に示す。
躊躇してると、
「早く。」
そう言って、腕を引っ張られた。
「えっ、あ、ちょっ、!?」
ゆっくり目を開けると、
潤くんの顔がすごい近くにあって、
「わぁ!?!」
避けようとしたのに、
「離れんなよ。」
彼の手が、そうさせない。
私の腰に回された手は、
そのまま背骨をたどって、
首筋に到達する。
「ひゃっ、」
くすぐったくて、身をよじると、
「このくらいで反応してたら、
今日は、意識飛んじゃうよ?」
低い声で、
「今日は、ここでシよっか?」
私を誘うの。
断れないって、分かってるクセに。
