残業・メモ子
第19章 過去
男は……私の…精液まみれの体を見て……
興奮が…再び起こったのか…
自分で…性器を擦り……太さと…固さを復活させ…
私に……近づいて来た…
「はぁ…もう…大人だね……大人は……もっと気持ちいい事ができるんだよ…
一緒に…もっと気持ちいい事しようね…」
…怖さと…気持ち悪さしか…なかったのに…
何を言っているのか……私には…理解できなかった…
男は……私の…足を開き…
足の間に入ってきた……
怖かった……恐怖…
言い知れぬ恐怖…恐怖…
『…やだ……助けて…』
私は…やっと…声が出た!
涙と共に出た……カスカスの声だったが……
だが…男には…聞こえない…
男は…興奮で…目が…怖かった…
その時―――――――…
その…愛人と…待ち合わせをしていた母が…
教室に…入ってきて………
悲鳴を…上げたのだった…
我が子が……愛人に……
母が後少し…遅かったら…
私は……犯されていた…
母のあの時の顔…
男の顔…臭い…
父への……報告…
警察の……質問…
すべて…
恐怖でしか…なかった…