残業・メモ子
第37章 集合
私は…一日落ち着かなかった…
畠山さんの目も気になったし…
合コンの事も気になった…
人生で…こんなに…他人の事で悩んだ事がなかったから…軽くパニックになっていた!
昼も……ペットボトルのお茶と…コンビニのおにぎり一つ…
非常階段の隅で…食べながら……考えていた
「お?また…ここにいますね…」
『……ん…』
顔を上げると…チャラ大島がポケットに手を入れながら階段を上がってきた…
『…大島さん…』
「ど〜も〜」
相変わらず…チャラい…
『あ…この間は…お茶…ありがとうございました…』
「いいって〜!も〜黒沢さんって!ま・じ・め」
……チャラい…
『…………』
「…スルーですか…」
はぁ…と、大島はため息をついて階段を上る…
『あ……あの…』