残業・メモ子
第38章 溝女
伊藤は、テキパキと注文をし店員を戻す…
女子は、目の前の極上イケメン集に…緊張しつつ、自分をアピールする。
橘さんは、流石営業…当たり障りなく会話をキャッチしては投げ帰していた…
大島は、相変わらずチャラいが…女子全員に平等に話を振り、取りこぼされ孤立する子はいなかった…
藤原は…みんなを観察しつつ、時折大島の振りに答えたり笑ったりするだけで…絵になった…
合コンって…こんなものか…と…
一人、グラスワインを……何杯も飲み…酔ってきてしまった…
やばい……なんか…バカ臭くなってきた
どんどん…彼らの席との温度差に―――――……
帰りたくなる…