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残業・メモ子

第39章 謎明


「…大島…今は、直りかけてんだろ?」



藤原の…フォローに…


大島は…照れて笑う―――…




『…ホントに…仲がいいんですね…』



「疑ってたのかよ」



藤原は、私のコートを投げてよこした…



クッシュン!!!


「うわ!!!メモ子さん!風邪ひくじゃん!!!どっか入ろう!!!」


大島が、肩にコートをかけてくれた!!!


藤原は、ふん…と鼻であしらうと…



「あっ…あそこ行こうぜ!
メ・モ・子・さん?」




と…意地悪な顔をした……



嫌な…予感……





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