残業・メモ子
第39章 謎明
「……いらっしゃいませ」
いつものファミレスに…
藤原と大島と…私…
ちょっと…不機嫌そうな石割が…迎える…
「よっ!」っと…藤原は、石割に挨拶をすると…スタスタ喫煙席に向かう…
「ってか!髪…濡れてる?何があったんですか?つーか…イケメン…増えてる…」
石割の私への質問が…ごちゃごちゃしていて…かわいかった…
なんだか…ホッとした…
私は、藤原と大島のいる席に…座った…
はた目から見たら…
ど〜見えているのやら…
多分…ハーレムだよな…
「…メモ子さん…ここ?」
『いつも利用している…ファミレスです。』
「あ〜…パスタはめちゃマズだけどな」
藤原は、タバコに火をつけて…含み笑い…
「しかし…マジ…メモ子さんって…美人!
藤原の隣にいて…釣り合うの…メモ子さんぐらいじゃないか?」
『////はぁ?止めてください!釣り合う合わないの問題じゃないですよ!!!この性格!』
私は、げ〜っと言う感じで藤原を見た!
「ハハハハ!!!メモ子さんらしいや!!!」
大島は大きく笑った!
「メモ子!!!お前には言われたくねーよ」
藤原も、ケッと私を見る…
そこに…石割が、男性陣を不機嫌そうに見ながら…「注文は決まりましたか?」と…棒読み気味に聞いてきた…
私は…その光景も可笑しくて…笑った―――――…