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残業・メモ子

第5章 読者


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始めまして。

影男さん


メモ子です。名前をどうも。


治療に協力する代わりに…

私の事は…詮索しないでください。


私も、影男さんを詮索しません。


後、メモ帳の受け取りは…あのオブジェでいいと思います。


私は…夜に置きます。

影男さんは…朝、出社時に受け取ってください。


返す時も同じです。



お互い鉢合わせしないようにやり取りしたいのです。


メモ子より―――――。


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