残業・メモ子
第5章 読者
私は…非常階段でコンビニのおにぎりをかじりながら…
影男にメッセージを書いた。
まさか…昼に…こんな所で馬鹿な好意をしてる社員がいるとは…
私も…SMカップルも…思わなかったのだろう…
私は…メモを見ながら…
おにぎりを食べた…
メモをしながら…リアルなSMプレイに―――――…
興奮はしなかった――――…
今回も…私は…濡れなかった…
あんなに…エロい事を言っていたのに…
「はぁ……私……影男より…やばいんじゃないか?」
メモ帳の二人は……淫らで…
異様だったのに……
私は……何とも思わなかった…