残業・メモ子
第46章 山本(秘書課)×竹山(秘書課)
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お昼も…折り返しの時間帯…
誰もいない…非常階段に……
久しぶりに…山本が…一人…涙を流しながら…入ってきた…
仕事で、失敗したのか…
秘書課の先輩…小野寺にでも…意地悪されたのか…
それは今の状況では…解らないが…
可愛らしい瞳から…大粒の涙が…頬をつたう…
山本は、涙をハンカチで押さえながら…
体を…ヒックヒックと…させていた―――――――…
ガチャ…
そこへ……主従関係の…
竹山が…非常階段へ繋がる非常口の扉を開き―――…
中へ入ってきた――――…