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残業・メモ子

第50章 笑君

伊藤とファミレスで解散し、一人アパートに向かう…


「芽依子さ〜ん!待って!」



後ろから、呼び止められた…



振り返り、声の主を確認すると…



私服姿で追い掛けてきた…


石割だった――――――…






『…石割…さん…?』



私服の石割は…やっぱり若いと…思った…




「芽依子さん…良かった〜追いついた!忘れ物ですよ!!!」



えっ…忘れ物?


石割は、グッと前に手を突き出し…忘れ物を私に見せた…




『あ……眼鏡…』



「芽依子さんって…意外におっちょこちょいですよね?」



石割の台詞に…反論出来ない自分が悔しい…



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