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残業・メモ子

第50章 笑君



公園のベンチに座り―――…




私は…石割に―――――…




メモ帳を……渡した…






「…この…メモ帳…よくテーブルで広げてた…やつ?」



石割は…見覚えのあるメモ帳に…興味津々だった…




私は、頷くと……


俯いたまま――――――…


石割を…見れなかった…












カサ――…ペ…ラ…



石割が……最初のページを開く音がした……






私は……俯き…



ページが巡られる音だけ…



聞いていた――――――…




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