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残業・メモ子

第5章 読者



珍しく…

メモ帳を開かない夜――――…



私は…影男がどんな男か…考えた…



気になったのは……


字が…綺麗だった事……


男性らしい字体ではあったが…


読みやすく…バランスの取れた…綺麗な字…



読み手が…不快にならない…不思議な字―――…




少し……嫉妬した…








『影男のくせに……』


私は…スネオみたいな事を…つぶやき…


ベッドの布団を被った…




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