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残業・メモ子

第68章 胸騒



鳥肌が立った―――――…!




芽依子は…今…母親と…会っているはず…




『…どう…しました?』



新道 理香子は…不思議そうに俺達を見る…



「…新道さん……今日は…」





『あっ…福島課長と…今日は打ち合わせがてら会食を……』






なん…だ…



黒い…嫌な感じが…背中を包んだ……



あれ……なんだ?この違和感…




「……あれ?…打ち合わせに…筧さんは―――――…」



『筧は…知人と会うとかで…〇〇〇ホテルで別れましたよ?』




「…藤原!!!」



俺は、新道 理香子の腕を掴んで…走り出した!!!







『えっ!!!ちょっと!!!』



「藤原!!!俺も行く!!!」




俺は、会社を出ると!!!


道路に飛び出し!!!


タクシーを無理矢理停めた!!!




「あっ!!!危ないだろ!」


大島の声が…薄く聞こえたが…




停めたタクシーに新道理香子と乗りこんだ!!!



「ちょっ!待て!」


大島は、助手席に乗り込んだ!!!


「新道さん!!!大丈夫ですか?」



『え…えぇ…』






「〇〇〇ホテルまで!!!急いで!」




嫌な予感で……



………吐き気が……した…




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