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残業・メモ子

第9章 悪夢

その後…ゆっくり立ち上がり…


マフラーをグルグル巻きにして…


ロビーのオブジェにメモ帳を忍ばせた…




『んっ…喉…痛い…』



寒気がする…




コートのポケットに手を入れ歩く――――――…



ポケットの中の…何かに触れた…




取り出すと…




チャラ大島の、女子社員からもらったのど飴があった…




『…チャラ大島…好感度上げるな〜……

…私には意味無いけど……』




私は…のど飴を口に含み…


会社を出た―――――…




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