
俺の幼馴染
第4章 液晶画面越しの関係
「詰まらん冗談はよしなさいよ。」
「はいはい。つか俺と彼方はそんなんじゃないしさー。」
「…ふぅん。」
かなり今までで危ういラインのところまではいった気がする。
でも、抱き締め合うくらいのものであって特に意識している訳では…無い。
肩書きとしては何も変わっていないのは事実だ。
っと考えている間にも、話題はころころと変わっていく。
「つか、何かさー、“柚原翔先輩”ってホモならしいんだよね。知ってた?」
「何それ初耳。あの可愛い系の人だろ?」
柚原翔といえば、ふわふわした笑顔と小柄な体型が印象的で、男子からも一目置かれていた。
特に話した事も無いし、耳にはいるのは噂ばかりだ。
「そうそう。それでもっと面白い情報があるんだよ!」
「何、気になる。」
「柚原先輩って、御前の事好きなんだって!」
…ふぅん。そうなんだ、アハハ。
……。
………?
「ちょっと待て。俺あの先輩と話したこと無いんだけど。」
「いやさあ、やっぱ薫はイケメンで有名だし?性格も紳士って言われてるから…」
「翼殺す。」
「早まるなよ薫!気を確かに!」
ぶんぶんと肩を揺らされる。
俺がホモの仲間入り⁉あり得ない‼
ホモであっても許されるのは可愛い可愛い彼方くらいだ!
しかも俺紳士じゃないし…。
一応柚原先輩は先輩だし、可愛いと崇める後輩の気もしれない。
性格も知らない奴から好意を持たれるのはいつものことだ。
でも今回は少し度が違い過ぎている。
…面倒なことになりそうだな。
「はいはい。つか俺と彼方はそんなんじゃないしさー。」
「…ふぅん。」
かなり今までで危ういラインのところまではいった気がする。
でも、抱き締め合うくらいのものであって特に意識している訳では…無い。
肩書きとしては何も変わっていないのは事実だ。
っと考えている間にも、話題はころころと変わっていく。
「つか、何かさー、“柚原翔先輩”ってホモならしいんだよね。知ってた?」
「何それ初耳。あの可愛い系の人だろ?」
柚原翔といえば、ふわふわした笑顔と小柄な体型が印象的で、男子からも一目置かれていた。
特に話した事も無いし、耳にはいるのは噂ばかりだ。
「そうそう。それでもっと面白い情報があるんだよ!」
「何、気になる。」
「柚原先輩って、御前の事好きなんだって!」
…ふぅん。そうなんだ、アハハ。
……。
………?
「ちょっと待て。俺あの先輩と話したこと無いんだけど。」
「いやさあ、やっぱ薫はイケメンで有名だし?性格も紳士って言われてるから…」
「翼殺す。」
「早まるなよ薫!気を確かに!」
ぶんぶんと肩を揺らされる。
俺がホモの仲間入り⁉あり得ない‼
ホモであっても許されるのは可愛い可愛い彼方くらいだ!
しかも俺紳士じゃないし…。
一応柚原先輩は先輩だし、可愛いと崇める後輩の気もしれない。
性格も知らない奴から好意を持たれるのはいつものことだ。
でも今回は少し度が違い過ぎている。
…面倒なことになりそうだな。
