
俺の幼馴染
第4章 液晶画面越しの関係
【彼方サイド】
「お、彼方ー、おはよー。」
「碧井か、おはよ。」
「彼方!おっはー!」
バスケ部の部室に入るなり先輩からぐしゃぐしゃと頭を撫でられる。
異様に可愛がられている気がするが、そこはさり気なくスルーしよう。
「先輩方、おはようございます。」
ぺこりと頭を下げて、後輩や同級生にも挨拶をする。
ぺこぺこと頭を下げてばかりいると、ぽんぽんと肩を叩かれる。
「彼方、おはよう。」
声の主は、主将の真野 陽太 ( まの ようた ) 先輩だ。
この先輩はいつもみんなを支えてくれる、頼り甲斐のある人だ。
「おはようございます!」
俺的に好感の持てる人だから、会うと自然に嬉しくなる。
俺が挨拶を返すだけで、優しく微笑んでくれるところも大好きだ。
背が高くて、正面から話す時は俺が見上げなければならない。
だけど、先輩はいつもしゃがんで俺と話してくれるから、恥ずかしいけど楽だったりもする。
「朝練始めるから、急げよー。」
先輩は部員に声を掛け、グラウンドに出て行った。
俺も急がないと。
「お、彼方ー、おはよー。」
「碧井か、おはよ。」
「彼方!おっはー!」
バスケ部の部室に入るなり先輩からぐしゃぐしゃと頭を撫でられる。
異様に可愛がられている気がするが、そこはさり気なくスルーしよう。
「先輩方、おはようございます。」
ぺこりと頭を下げて、後輩や同級生にも挨拶をする。
ぺこぺこと頭を下げてばかりいると、ぽんぽんと肩を叩かれる。
「彼方、おはよう。」
声の主は、主将の真野 陽太 ( まの ようた ) 先輩だ。
この先輩はいつもみんなを支えてくれる、頼り甲斐のある人だ。
「おはようございます!」
俺的に好感の持てる人だから、会うと自然に嬉しくなる。
俺が挨拶を返すだけで、優しく微笑んでくれるところも大好きだ。
背が高くて、正面から話す時は俺が見上げなければならない。
だけど、先輩はいつもしゃがんで俺と話してくれるから、恥ずかしいけど楽だったりもする。
「朝練始めるから、急げよー。」
先輩は部員に声を掛け、グラウンドに出て行った。
俺も急がないと。
