近くて甘い
第57章 副社長はジェントルマン
━━━━━━━…
そろそろ本格的に冷たい風が身体を吹き抜ける。
それはつまり、受験勉強にも本腰を入れなくてはならないという事を意味しているんだけど…
「ねぇっ…ちょっとっ…光瑠さっ…」
「……どうした…」
「どうしたって…っ」
さっきまで数学を教えてもらってたはずなのに、気付いたら、光瑠さんは、私の首筋に舌を這わせてる。
「こっ、ここ会社ですよ光瑠さんっ…」
「分かってる…」
分かってるってっ…
絶対分かってないからこんなことになってるのにっ…!
「ひゃっ…」
私の抵抗虚しく、着ていたブラウスのボタンが器用に外される。
「社長は、俺だ…だから気にするな…」
「きゃああっ」
突然身体を抱えられた私は優しく柔らかいソファーの上に身を落とされた。
妖艶に笑う光瑠さんは、楽しそうに自身のネクタイを緩める。
「かっ、帰ってからでもっ…」
「帰ったら帰ったでまたすればいいだろう…」
「えっ…?」
私の身体を跨いだ光瑠さんは、ジワジワと私に顔を近付けた。
「仕方が無いだろう…。
お前を抱きたくなったんだ…
今───…」
「んっ…」
少し乱暴に唇を塞がれながら、私は、そのまま光瑠さんの愛を受け入れる決意をしていた。
そろそろ本格的に冷たい風が身体を吹き抜ける。
それはつまり、受験勉強にも本腰を入れなくてはならないという事を意味しているんだけど…
「ねぇっ…ちょっとっ…光瑠さっ…」
「……どうした…」
「どうしたって…っ」
さっきまで数学を教えてもらってたはずなのに、気付いたら、光瑠さんは、私の首筋に舌を這わせてる。
「こっ、ここ会社ですよ光瑠さんっ…」
「分かってる…」
分かってるってっ…
絶対分かってないからこんなことになってるのにっ…!
「ひゃっ…」
私の抵抗虚しく、着ていたブラウスのボタンが器用に外される。
「社長は、俺だ…だから気にするな…」
「きゃああっ」
突然身体を抱えられた私は優しく柔らかいソファーの上に身を落とされた。
妖艶に笑う光瑠さんは、楽しそうに自身のネクタイを緩める。
「かっ、帰ってからでもっ…」
「帰ったら帰ったでまたすればいいだろう…」
「えっ…?」
私の身体を跨いだ光瑠さんは、ジワジワと私に顔を近付けた。
「仕方が無いだろう…。
お前を抱きたくなったんだ…
今───…」
「んっ…」
少し乱暴に唇を塞がれながら、私は、そのまま光瑠さんの愛を受け入れる決意をしていた。