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「真希さんが僕のところに来る日が楽しみだ…」


「そんな日はっ…こっ来ない！」



戸惑う光瑠を見て要はニヤリと笑う。



「言い淀みましたね、社長…。自信がありませんか？」


「っ…」



歯を食い縛って鋭く要を見つめる。



本当に腹の立つやつだ──



「ふっ…では、僕は仕事に戻ります」



要は髪をかきあげると、社長室から華麗に立ち去っていった。



「ったく…！！あぁあっっ！！」



イライラを募らせた光瑠は机の上にドンッと足を乗せ、激しく頭を掻いた。