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近くて甘い

第1章 学校に行かせてっ!

「ったく!!!!」


「ひゃあっ!」


むしゃくしゃした光瑠は真希の首筋に何度も吸い付いた。


「いたっ…!
ちょっとっ…光瑠さんっ…!」


しばらくすると光瑠は顔を上げて真希を解放した。



「そんなに行きたいのなら行けっ!!」


光瑠がそう言い放つと真希は、はぁっと息を吐き、乱れた制服を整えると、愛花が何度も声を掛けている扉に駆け出した。



歩くたびに揺れるスカートの裾…


いつもはここまで足を出すような格好を真希はしないからこそ、余計にその露出が気になってしまう。

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