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近くて甘い

第11章 愛の鎖

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イライラを募らせながら、光瑠は胸とショーツの中の愛撫をやめない。


狂う真希を見て、自身の息も荒くさせていると、涙目になった真希がゆっくり振り返って、光瑠を見た。


「んっ…私はっ…光瑠さんのものだから…っ…もぉっ…ゆっ…許し…てっ…くださいっ…」

「っ…!!!」


真希っ…


ゾクゾクと身体が煽られる。


光瑠は息を荒げると、真希の胸を掴んでいた腕を服から出して、机に乗っている勉強道具を荒々しく腕でなぎ倒した。


落ちて行く教科書と筆記具を真希は目を丸くして眺める。


「っ…!?光瑠さっ…きゃぁっ…」


光瑠が勢いよく立ち上がったせいで、真希の身体はそのまま机にうつ伏せに倒れた。


「はぁっ…」


息を吐きながら、素早くベルトを外し、真希のショーツを剥いでいく…。


そして嫉妬で大きく猛った自身のそれをあてがった。


お前は…俺のものだっ…


「ひゃっ…ああぁっ…」


腰を沈めると吸い込まれるようにしてすんなりと飲み込まれていく。


光瑠は、美しい顔を歪ませると、ハァと息を吐いて後ろから真希に覆い被さった。


「……っ…真希…」


ゆっくり腰を動かしていくと、机の上で顔を横に向ける真希の耳元に近付く。

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