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近くて甘い

第17章 社長夫人は高校生っ!

休日という事もあってか、お酒の注文の頻度も夕方から高いから、もう7時近くなる、酔った人が目立つようになり始めた。



絡まれそうなお客さんには、亮くんに対応してもらうようにって言われていたけど今のところは大丈夫そう…


そんなことを思った矢先だった、フロアの方に戻ってお皿をさげていると、お尻に違和感を感じて、振り返った。



うそっ…


「ねぇ〜君若いねぇ〜いくつなの〜〜??」


振り返った先にいたのは、ご年配の方で顔を真っ赤にしながらニコニコしている。


片手にはビールも持っていて、酔っぱらいの典型のような図に私は思わず苦笑いした。



「あっ…えっと…すみません、仕事があるので…」



やんわり断ってそこから立ち去ろうとしたのに、手首を掴まれてそれを阻まれた。


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