テキストサイズ

近くて甘い

第3章 淡い恋

「確かに…もう後悔はしたくない…」



急に素直になった浩平を亮は目を丸くして見つめた。


「お前かわいいな~。親友として全力で応援してやるよ!」


「うっせぇっ!」



顔を真っ赤にして浩平が亮にそう言葉を返すと、丁度チャイムが鳴った。



浩平と真希の席は少し離れているが同じ横列。



浩平はチラと真希の姿を横目で確認しながら、



今度こそは



と意気込むのであった。





また少し、
波乱の予感である。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ