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近くて甘い

第38章 花の都は恋の街



会社で何か問題でもあったのか…



それとも…真希に…っ




「今夜、贈り物が届くそうです」



「は?」




贈り物?




「なんだそれは」



「さぁ…忘れ物だと言ってましたけど…」




忘れ物…



心当たりが見つからず、光瑠は片眉を上げた。






「それで…それ以外は何か言っていたか…」




回りくどく、真希のことを聞き出そうとする光瑠に酒田は首を振った。





「そうか…」




何も言っていなかったのなら…




きっと…何事もなく、元気に過ごしているのだろう…





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