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近くて甘い

第45章 おかえりなさいませ、ご主人様っ!?

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「お前の主人は───」



聞き覚えのある声。



思わず背筋が伸びる。



うそよっ…うそうそうそっ….!


こんなところでまた光瑠さんの声が聞こえるはずがないっ…




だって私は光瑠さんに文化祭のことは言ってないものっ…




恐る恐る振り返ろうとしたその瞬間。





「この俺だろうがぁああ!!!!!!」





バンッ!!!!!!




と勢いよく目の前の机が叩かれて、お客さんは、わっ!と声を出して身をすくめる。




人を殺しそうなほどの目つき。




というより、その目つきだけで、人が死にそうだ…





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