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神崎先生の事を発見した要さんは、目を見開いたあと、しばらく固まっていた。



え？どういうこと？


この二人は知り合いなの…？




「まさかこんなところで会えるだなんて思っても──」



「お久しぶりです」




何故か冷たくそれだけ言って、お客さんの方を見た要さんは、またもやいつもの輝かしい笑顔を見せる。





「っ…要くんっ…あのっ…いつか暇の時があったら話がしたいの…色々と誤解が──」



「先生…今は…やめてください…」




…せん…せい…？？？？






「それに僕は…あなたと話すことはありませんから…」




「っ…そんなっ…」





こんなに冷たい要さん初めてみた…



訳が分からないまま、私と梨子は口を開けて二人のことをみることしか出来なかった。